東京葬儀|3月11日、9年目の黙祷

毎日新聞の記事によると

「関連死を含め死者・行方不明者が2万2167人と戦後最悪の自然災害となった東日本大震災から11日で9年となる。岩手、宮城、福島の東北3県を中心に襲った津波や東京電力福島第1原発事故で、今も全国で4万7737人が避難生活を余儀なくされている」

9年たった、今日現在

いまだ、5万人近い方々が、避難生活を余儀なくされていることに、驚きと悲しみを覚えます。

弊社の無宗教の葬儀においては、

故人のご冥福をお祈りして、黙祷を捧げさせていただいておりますが、今日は、被災地の方角へ、静かに黙祷を捧げさせていただきました。

黙祷は、黙って行うために、個人的な気持ちは心の中にしまわれるため、黙祷の際に誰が何を思っているかはわかりません。

お墓参りでは、故人に対して日々の暮らしの報告をしたりするし、その故人がなくなって日が浅い時には、自分の寂しい気持ちを心の中で伝えることもあるかもしれません。

被災地で、それぞれに行われた今日の黙祷は、

それぞれの想いを秘めて行われたことでしょう！

私は手を合わせ、大変な災害でございましたが、

どうか、その御霊が安らかに憩われますようにと

お祈り申し上げました。

私達は、葬儀社として、葬儀の式中、故人への黙祷は、故人のご遺徳とご仏縁への感謝の心が、込められておりますが、9年目の今日の黙祷は、まだまだ、復興の道のりが続く中でのものであることを改めて実感いたしました！