東京葬儀|新型コロナウィルスによる葬儀の変化

では、実際の葬儀において、どんな予防ができるのかを考えると・・・

①ご遺族や参列者、又、葬儀スタッフのマスク着用、手洗い、アルコール消毒への相互理解を深める。

※葬儀スタッフがマスクをつけるのは、マナー違反ではありますが、この騒動が収まるまではご理解をいただきたいところでございます。

②お食事は「取り分け済み」状態で提供

※都内の通夜で、多くふるまわれるのは、お寿司を中心に天ぷらなどのお料理を

大皿で出し、そこから個人個人、菜箸やトングを使って取っていただく形が多いのですが、

それをお一人お一人、取り分け済みの状態でお出しする。もしくは、菜箸やトングをこまめに変えるなどを考慮する。

③座る席は一列飛ばしや、一席飛ばしにする。

④焼香は一回にしてもらい、なるべく同じ空間にいる時間を短くする。

⑤式場は風通しをよくする。

※③④⑤は、式場の作りや参列人数により対応できるところとできないところがございます。

⑥親戚を含め、一般の方にも参列していただき葬儀を行うこと自体が不安な場合は「火葬後、お別れ会を後日開催」検討も視野に入れていただいたほうがよろしいかと思われます。

「マスク、手洗い、アルコール消毒」は、感染症対策の基本です。現時点ではマナーよりも予防を優先するべきなのかと考えております。

 

また、政府からの勧告や連日の報道が「集団が一堂に会すること」自体の自粛を促していることから、葬儀を開くこと自体に不安を抱く方もいらっしゃるかとは思いますが、冒頭に申し上げたように葬儀はやり直しがききません・・・

大切な方を亡くされ、お辛い状況の中、新型コロナウィルスの予防も視野に入れなければならないこの状況は私ども、葬儀社としても、心が痛みます。

 

 

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