新型コロナウィルス感染者のご遺体の感染リスク及び対応について

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新型コロナウィルス感染者のご遺体の感染リスク及び対応について

2020/08/03 新型コロナウィルス感染者のご遺体の感染リスク及び対応について

令和2年7月29日に厚生労働省、経済産業省よりコロナウィルスで亡くなられた方の遺体の処置、搬送

葬儀、火葬に対するガイドラインが発表されました。

葬儀に携わる弊社としては、今まで手探りで色々と考え行動してきたことを、このガイドラインと照らし合わせ、今後の葬儀を考えていきたいと考えております。

以下は、そのガイドライン、第一版からの抜粋です。

多くの方にその内容を少しでも知ってほしいとの思いから記させていただきます。

いつどこで、感染するかもわからない状況です。

家族が亡くなってしまったら、どんなリスクがあるのか、万が一の時に慌てないためにも

頭の片隅にでも残しておいてください。

 

第 1 章 遺体の感染性に関する基本的な考え方

 遺体からの感染リスクについて
新型コロナウイルス感染症は、一般的には飛沫感染、接触感染で感染しますが
遺体においては、呼吸や咳嗽(咳のこと)による飛沫感染のおそれはありません
ので、接触感染に注意することとなります。
WHO のガイダンスによれば、現時点(2020 年 3 月 24 日版)では、遺体の曝露
から感染するという根拠はないとされており、感染リスクは低いと考えられます
ので、接触感染に対しては、手指衛生を徹底し、本ガイドラインを踏まえた取扱
いを行うことで、十分に感染のコントロールが可能です。

 

 納体袋について
遺体は、感染管理の観点から非透過性納体袋に収容することを推奨します。非透過
性とは、液体が浸透しないという意味であり、色については透明でも感染対策上の
支障はありません。
遺体が非透過性納体袋に適切に収容され、かつ適切に管理されていれば、遺体か
らの感染リスクは極めて低くなります。遺体を収容・密閉したら、非透過性納体
袋の外側を消毒します。この消毒は、遺体を収容する際に、非透過性納体袋の外
側に付着することが予想される体液等に対して行うものです。
また、遺族等の方の心情や遺体識別の観点からは、少なくともお顔の部分が透明
な非透過性納体袋の使用を推奨します。そのような非透過性納体袋が手に入らな
い場合の対処方法については後述します。
なお、遺体を収容した非透過性納体袋については、ゆすったり、ぶつけたりする
ことによる破損、ドライアイスによる破損等が生じ、体液等が漏出するリスクも
考えられますので、適切に管理することが必要です。

 

 人からの感染リスクについて
遺族等の方に対応される際は、今般の新型コロナウイルス感染症の流行に鑑
み、三密を避け、お互いにマスクをして人との距離(可能な限り 2m)を意識
し、部屋の換気をよくする等、一般的な感染対策を行うことが求められます。

 

 遺族等の方が濃厚接触者である場合の対応について
濃厚接触者の方は発症のリスクがあることを踏まえて、特に症状のある場合に
ついては、対面での打合せや葬儀、火葬への参列をご遠慮いただき、オンライ
ン等の手段を活用した参加等をお願いしてください。
無症状の濃厚接触者についても、オンラインの活用等、対面を避ける取り組み
が推奨されますが、その方の PCR 検査の状況を踏まえつつ、感染対策を徹底
することが可能であれば対面での対応も検討することができます。
葬儀、火葬へ参列される場合、体調の悪い方は参列をご遠慮いただくこと、必
要に応じて体温を測定させていただくこと、手指衛生を徹底していただくこ

と、マスクをして人との距離(可能な限り 2m)を意識し、部屋の換気をよくす
る等、対策を徹底したうえで対応することを検討してください。

 

 遺体への接触について
遺体からの接触感染を避けるため、遺体に触れることは控えてください。特に
重症化のリスクのある方〔高齢者、基礎疾患(糖尿病、心不全、COPD 等の呼
吸器疾患)のある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いて
いる方、妊婦の方等〕については、十分な注意が必要です。

 

以上、厚生労働省、経済産業省発表ガイドライン、第一版より抜粋いたしました。

 

※志村けんさんや岡江久美子さんがお亡くなりになられたころは、このガイドラインもなく

すぐに、火葬ということで、最後にお顔を見ることもできなかった状態でしたが、まず、この第一  章に明記されているように、透明な納体袋にご遺体を納めることにより、ご遺族は十分な防護措置をとれば、面会も可能になりました。

第二章からは、遺族の心情に寄り添った内容も明記されております。

 

弊社は、コロナウィルス感染症によりお亡くなりになられたご遺体のご葬儀も、全身全霊で取り組んで

おりますので、ご不安なこと、疑問点などございましたら、いつでも、ご遠慮なくご連絡くださいませ。  次回、第二章へと続く

 

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