新型コロナウィルス感染者の葬儀ガイドライン・Q&A②

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新型コロナウィルス感染者の葬儀ガイドライン・Q&A②

2020/08/18 新型コロナウィルス感染者の葬儀ガイドライン・Q&A②

7/29日に、厚生労働省と経済産業省から発表された、葬儀ガイドライン、質疑応答集からの抜粋です。

 

問 6 遺体からの感染リスクが低いという根拠は何ですか。

新型コロナウイルス感染症は、感染者の咳やくしゃみ、つば等による飛沫感染や接
触感染で感染すると一般的には考えられています。したがって、咳やくしゃみをしな
い遺体からの飛沫感染のリスクは低く、接触感染対策を講じることでコントロールが
可能です。WHO のガイダンスにおいても、遺体の曝露から感染するという根拠は現
時点(2020 年 3 月 24 日版)では低いとされています。

 

問 7 遺体を動かしたときに、咳やくしゃみのように、肺の拡張・
収縮により飛沫が発生しますか。また、飛沫感染の原因とな
り得ますか。

死後硬直で肺の拡張や収縮は起きないため、遺体を動かしても飛沫の発生はないと
考えられます。
しかし、遺体を動かした際に体液が漏出する可能性はあり、それが飛沫となって飛
び散る可能性はゼロではないものの、生きた感染者もしくは治療中、生存中の感染者
と異なり持続的にウイルスを含む飛沫が体外に放出されることはなく、解剖のような
特別の処置を行わない限りは遺体からの飛沫感染のリスクは低いと考えられます。

 

問 8 死後に細胞が死ぬことを考えると、死後にウイルス増殖が著
しく減少することは明らかなことと思われますが、遺体が接
触感染以外に感染能力がないこと、もしくは死後感染力が著
しく減少することの、科学的根拠はありますか。

これまでに通常の遺体の取扱いにおいて、遺体から新型コロナウイルスに感染した
事例の報告はなく、遺体からの感染の可能性は低いと考えられます。
新型コロナウイルス感染症は呼吸器感染症であり、呼吸によりウイルスが患者体外
に放出されます。遺体では、生命活動(呼吸、くしゃみや発語等)の停止に伴いウイ
ルスの体外放出が止まり飛沫感染のリスクは極めて低くなります。一方で、体外に排
出されたウイルスが環境中で一定期間感染性を保つことが報告されていることから
(ウイルスは細胞の外では増殖できません)、死後にウイルスが増殖しなくとも患者

体内には感染力を保ったウイルスが一定期間存在していると考えられます。感染力を
持ったウイルスは便等、呼吸器以外の体液にも存在することが報告されており、遺体
(特に体液)からの接触感染のリスクに対する防御が必要です。接触感染は、ウイル
ス汚染部を触れた手指で目や鼻腔、口腔等の粘膜を触れることにより成立しますので、
手袋を装着していたとしても汚染された手袋で人や周囲環境に触れる行為は感染の
原因となります。よって、手袋装着時は、人や周囲環境に触れないように注意するこ
とと、手袋を外した後は手指衛生を徹底してください。

 

以上、ガイドラインからの抜粋でした。

 

※ここに記してあることは、コロナ感染者でなくなとも、葬儀社のスタッフとしては

必ず守らなければならない部分ですし、

それは、遺体の尊厳を守るため、そして、葬儀に携わるスタッフとしての最低限の規律であると

思っています。

 

 

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