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今だから話せる葬儀裏話No,5 「遺族同士の争い」 その1
葬儀が終われば、少なからずとも絡んでくるのが遺産相続です。
今まで、3000人以上の方をお見送りしてきた私の経験からも、通夜や葬儀の中で争いが
繰り広げられたことが何度かありました。
今日は、その中でも、一番悲しかった出来事をお話します。
亡くなられたのは、お母さま。
喪主様は故人のご長男様、そしてその他のご遺族様は、喪主様の妹にあたるご長女様
お父様は、20年くらい前にお亡くなりになられておりました。
そんな、家庭状況の中、葬儀のお打ち合わせは、ご長男様とご長女様、お二人と進めさせていたただきました。
お打ち合わせの時には、何の問題もなく、つつがなく通夜を迎えました。
そして、通夜も無事に終わり、菩提寺様も参加されての通夜振る舞いの席での、出来事でした。
皆様、和気あいあいと、御食事をされている中、私は、皆様のお席の御食事やお飲み物をチェックして回っている最中・・・
ふと、お寺様が、何気なく
「そういえば、お墓がある山は今、誰が管理してるの?」と、ご長男様に問いかけたところ
ご長男様は、「親戚一同のお墓があるので、伯父の○○さんに管理してもらっています」
とのお返事・・・
参列していた伯父様が、「墓は管理しているんだけど、一年前くらいから、知らない人と出くわすことが多くて、墓の下の方の土地を整地しているみたいなんだけど、何かやるの?」と、ご長男様に質問されました。
ご長男様は、何も知らない様子で、「母からは何も聞いていないので・・・」
と不安そうなな御返事でした。
管理している伯父様が「それ、調べた方がよくないか?」と、言われたのをきっかけに
喪主様は「明日、葬儀前に、権利書とか探してみるわ・・・」で、その場は終わりました。
迎えた葬儀の日・・・
確か、11時くらいからのお式だったと思いますが、喪主様がなかなかお見えにならず、
30分前の到着でした。
ぎりぎりだったので、お打ち合わせもそこそこで、開式になりましたが、
喪主様は気もそぞろ・・・的な感じで、伯父様にひそひそ話!
ただならぬ空気感でしたが、私の仕事は葬儀を無事に終わらせ、火葬場にご案内すること。
出棺前の喪主様のご挨拶にも変わったところはなく、無事に出棺し、火葬場への移動となりました。
そして、火葬中、喪主様と妹様、お墓を管理していた伯父様、三人で、ロビーで話し合いが
おこなわれました。
私は伯父様も一緒だったので、多分、お墓がある山のことだろうな?と予測はつきましたので
なるべく、静かなところへご案内いたしました。
控室とそのロビーの間、両方を見渡せるところで、待機いたしておりましたが、
突如、喪主様の怒声が聞こえてきて、妹様は泣き始め、ただならぬ状況が伝わってきました。
控室から見に行く人も出てきたりと、ロビーでは、これ以上無理かな?と判断し、お寺様がお帰りになられた後だったので、集まっている方も含め、お寺様の控室にご案内いたしました。
それからあっという間に、収骨の時間になり、皆様をご案内しましたが、誰ひとりと、言葉を発することなく、これこそが、まさに俗にいう「お通夜のような時間」でした。
私のご案内の声だけが響き渡る時間が、もくもくと過ぎていくだけ・・・
こういう時は、ミスなく最後までお見送りをすることが、私の役目であると、私も余計な言葉を
発することなく、お見送りをさせていただきました。
そして、お見送りの最後に喪主様が、「明日、少しお時間をいただけないでしょうか?」とお声掛けがあり「かしこまりました・・・」と、お時間をお約束させていただき、翌日、ご自宅に伺うことになりました。
ここからが、まさに、私が目撃したご遺族同士の争いの悲しい幕があがりました。
その2へ続く・・・
■■□―――――――――――――――――――□■■
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葬儀が終われば、少なからずとも絡んでくるのが遺産相続です。
今まで、3000人以上の方をお見送りしてきた私の経験からも、通夜や葬儀の中で争いが
繰り広げられたことが何度かありました。
今日は、その中でも、一番悲しかった出来事をお話します。
亡くなられたのは、お母さま。
喪主様は故人のご長男様、そしてその他のご遺族様は、喪主様の妹にあたるご長女様
お父様は、20年くらい前にお亡くなりになられておりました。
そんな、家庭状況の中、葬儀のお打ち合わせは、ご長男様とご長女様、お二人と進めさせていたただきました。
お打ち合わせの時には、何の問題もなく、つつがなく通夜を迎えました。
そして、通夜も無事に終わり、菩提寺様も参加されての通夜振る舞いの席での、出来事でした。
皆様、和気あいあいと、御食事をされている中、私は、皆様のお席の御食事やお飲み物をチェックして回っている最中・・・
ふと、お寺様が、何気なく
「そういえば、お墓がある山は今、誰が管理してるの?」と、ご長男様に問いかけたところ
ご長男様は、「親戚一同のお墓があるので、伯父の○○さんに管理してもらっています」
とのお返事・・・
参列していた伯父様が、「墓は管理しているんだけど、一年前くらいから、知らない人と出くわすことが多くて、墓の下の方の土地を整地しているみたいなんだけど、何かやるの?」と、ご長男様に質問されました。
ご長男様は、何も知らない様子で、「母からは何も聞いていないので・・・」
と不安そうなな御返事でした。
管理している伯父様が「それ、調べた方がよくないか?」と、言われたのをきっかけに
喪主様は「明日、葬儀前に、権利書とか探してみるわ・・・」で、その場は終わりました。
迎えた葬儀の日・・・
確か、11時くらいからのお式だったと思いますが、喪主様がなかなかお見えにならず、
30分前の到着でした。
ぎりぎりだったので、お打ち合わせもそこそこで、開式になりましたが、
喪主様は気もそぞろ・・・的な感じで、伯父様にひそひそ話!
ただならぬ空気感でしたが、私の仕事は葬儀を無事に終わらせ、火葬場にご案内すること。
出棺前の喪主様のご挨拶にも変わったところはなく、無事に出棺し、火葬場への移動となりました。
そして、火葬中、喪主様と妹様、お墓を管理していた伯父様、三人で、ロビーで話し合いが
おこなわれました。
私は伯父様も一緒だったので、多分、お墓がある山のことだろうな?と予測はつきましたので
なるべく、静かなところへご案内いたしました。
控室とそのロビーの間、両方を見渡せるところで、待機いたしておりましたが、
突如、喪主様の怒声が聞こえてきて、妹様は泣き始め、ただならぬ状況が伝わってきました。
控室から見に行く人も出てきたりと、ロビーでは、これ以上無理かな?と判断し、お寺様がお帰りになられた後だったので、集まっている方も含め、お寺様の控室にご案内いたしました。
それからあっという間に、収骨の時間になり、皆様をご案内しましたが、誰ひとりと、言葉を発することなく、これこそが、まさに俗にいう「お通夜のような時間」でした。
私のご案内の声だけが響き渡る時間が、もくもくと過ぎていくだけ・・・
こういう時は、ミスなく最後までお見送りをすることが、私の役目であると、私も余計な言葉を
発することなく、お見送りをさせていただきました。
そして、お見送りの最後に喪主様が、「明日、少しお時間をいただけないでしょうか?」とお声掛けがあり「かしこまりました・・・」と、お時間をお約束させていただき、翌日、ご自宅に伺うことになりました。
ここからが、まさに、私が目撃したご遺族同士の争いの悲しい幕があがりました。
その2へ続く・・・
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