今だから話せる葬儀裏話No,6 「悲しいご遺体」その1

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今だから話せる葬儀裏話No,6 「悲しいご遺体」その1

2026/07/27 今だから話せる葬儀裏話No,6 「悲しいご遺体」その1

 

 

 

暑い日が続きますね・・・

酷暑日というネーミングも出始め、私は老体に鞭打ち、生きています( ;∀;)

 

 

 

 

 

そして、夏になると思い出す、ある方の葬儀・・・

私がその葬儀依頼の電話をうけたのは、それはそれは夏のうだるような暑い日の出来事でした。

お嬢様が亡くなられたとのことで、お父様からのご相談でした。

警察案件で、ご遺体は●●警察署にいらっしゃるとのこと。

お迎えは、●●警察署、ご安置はご自宅をご希望されていらっしゃいました。

故人様のお名前と年齢をお聞きした時に、嫌な予感が・・・・・

20歳そこそこのお若い女性で、警察にご遺体が・・・

これは、葬儀社なら誰もが思い浮かぶ〇〇というワードがあります。

ただ、そんな簡単にそのワードを自分達から出してはいけないのが、この仕事です。

お電話では、それ以上のことは何も聞かず、粛々と物事を確認して、いざ警察署に・・・

いらっしゃったのは、お父様のみ。お母さまは、倒れこんでご自宅にいらっしゃるとのこと。

ご自宅安置を希望していらっしやったので、ご遺体の搬送準備の為に霊安室へ。

警察署員の方から、「このまま自宅には連れて帰らない方がいいと思うけど、ご両親本当に大丈夫?」と

声をかけられてしまいました。

あー。やはりか・・・と、心を律しながら、私はご遺体にご対面させていただきました。

なんと、お顔もお身体も言葉では言い表すことのできない悲しいご遺体でした(泣)

しかし、私の仕事は葬儀社です。ご遺族様の心に寄り添い、その想いを葬儀に反映してさしあげなければなりません。

 

意を決して、お父様へ最終確認に戻りました。

私「お父様、お嬢様のご遺体にご対面はされましたか?」

父「私は確認しましたが、妻は会うことができませんでした」

私「ご自宅に連れて帰りたいお気持ちは重々お察しいたしますが、奥様が今のままのご遺体にご対面いただくのは、お勧めはいたしません。ご提案でございますが、一旦私どもにご遺体をお預けいただけないでしょうか?お預けいただければ、できる限りの修復をさせていただき、その後、ご自宅にお連れ致します」

父「ありがとうございます。少し妻と相談させてください」

 

それから待つこと5分位・・・

父「妻は気が動転して何も結論は出ませんでしたが、私はご提案の通りに進めていただきたいと思いますので、よろしくお願い致します。ただ、遅くてもかまいませんので、できる限り本日中に自宅に連れて帰ってもらえることはできますか」

 

その言葉を受け、何が何でも、本日中にご遺体の修復をする!という課題と共に、怒涛の葬儀への幕が

あがりました。

その2へ続く

 

 

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