東京葬儀｜葬儀 事件簿5️⃣

4️⃣からの続き

 

お勤めが終わり、又、イケメン修行僧に

朝ごはんを用意してもらい、美味しく完食！

その後、ご住職との面談には、友人も興味があるらしく

同席してくれた。

 

ご住職は、私に

「ようこそ、お越しくださいました。

お待ちしていました」

 

えっ？この言葉、昨日の夢と似てるわ！と思いながら

ここは、宿坊なんだから、当たり前の言葉だわと

言い聞かせ、話を聞き始めました。

すると、この後、ご住職から、あの霊媒師と同じような

言葉を投げかけられた。

「あなたは、不動明王様に導かれ、ここにいらっしゃたはずです。仏の世界に入られますか？」

 

「尼さんになった方がいいということですか？」

 

「はい！それがよろしいかと…

ただ、苦しんでいる方のお心を救う仕事が見つかれば

それも、あなたの人生です。現にあなたは、誰の紹介

でもなく、自分の意志で、この寺を選び、いらしたはずです。それこそが、仏縁なんです」

 

尊いお言葉であることは、何の知識もない私にさえ

わかりましたが、あまりにも奥深く、仏門に入る選択肢はまるっきりなかったので、熟慮いたします！と、

お返事して高野山を降りました。

降りる間も、友人は、ケラケラ笑いぱなし！

でも、私の勘が良いのは、昔から知っているし

何か、すごい仕事があるんじゃない？とも

言ってくれた。

 

それから、新聞、図書館、雑誌と、読み漁り

何かを掴み取ろうと四苦八苦する私！

その時の仕事は、テレビCM、ナレーター、リポーター、ブライダル、イベント司会など、仏門とは程遠い世界にいたのだから、当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが…

ただ、地縛霊に憑かれたという、まぎれもない事実があるだけに、あんな思いは2度としたくないというおもいも強かった。

 

そして、何気なくテレビを見ていたら

私の心が揺れる番組に遭遇した。

そう、この番組が、まさに私を葬儀の世界へと

導いた番組であった。

 

 

6️⃣に続く

 

おまたせしました（笑）

いよいよ葬儀です…