東京葬儀｜葬儀 事件簿6️⃣

5️⃣からの続き

そのテレビ番組は、ある葬儀社さまの社長様の葬儀司会を取り上げた番組でした。

私は、MCに関しては、それなりのキャリアもあり、

スクール講師もしていたので、興味深く見ていたら、

その方の司会を聞いて、体に電流が走るのを覚えました

アナウンス技術とかの問題ではなく、何か、心惹かれるものがあり、放送終了後、すぐにその会社に電話をかけて、アポの約束をとろうとしました…

ただ、葬儀の世界を何も知らない私は、普通に◯月◯日のご都合はいかがでしょうか？と、言ってしまいました

すると、その社長さんは

「葬儀の仕事を知らないということは、怖いもの知らずだね。あなたは、どこの誰に電話をかけてきているのかな？そんなあなたとはお会いすることはできません」

衝撃のうちに、電話を切られ、唖然とする私！

えっ？言葉遣いも、私がなぜお会いしたいかも丁寧にお伝えしたつもりだったが、何がいけなかったの？

しばらく自問自答しながら、いくつかの書物を読み始めたり、色々な葬儀社を調べ始めた結果、この業界は２４時間365日動いている仕事であることを気づかされ、&式がないのは、友引だけなんだとわかり、そこで初めて

私のアポの取り方に問題があったのではなかろうかと思いはじめた。

そこから、再チャレンジで、電話をしました。

自分の無知を認め、謝りまくり、ようやく会っていただく約束を取ることができたのでした。

これは、会う前に、ある程度の葬儀の勉強をしていかなければと思い、図書館に通い詰めて、色々な書籍や雑誌も読みはじめましたが、実践の葬儀の現場の知識は皆無に等しい。問題は山積みであったが、新幹線に乗り

いざ、その社長のもとへと向かったのでした。

まるで、導かれるように…

7️⃣へ続く

葬儀の世界へと一歩足を踏み入れたものの先の見えない旅立ちであった・・・